2014年08月27日

『憲法主義』感想など

 学校で図書館の本を返却するついでに本屋に立ち寄ると2週間前ぐらいに注文した『憲法主義』が届いていた。入試の勉強もあるので今日読むのはどうかと思ったけど、しがない法学部生が短時間で読んで短時間でレビューしてみた。

第一 本の形式的印象
・思ったよりサイズが小さかった(ポケ六ぐらい)。軽くて持ちやすい。
・1ページごとの文字の量がちょうどよく、クリムゾン色との二色刷りで読みやすい。
・ところどころで挿入されている内山さんのノートがいい(なんとなく)
・各講義の最後は奈月さんが南野先生の講義で学んだことをまとめてくれているため、復習しながら次に進んでいけるようになっていてよかった
・憲法の条文が巻末に掲載されているため、六法がない人にも配慮されてていいな、と思った。
・「調べてみよう」「文献ガイド」 など、この本からさらに発展的な学習が自分でできるようになっている点が好印象。

第二 本の内容に関する印象
 憲法が何か? から始められていて、法学部でない人にもとっつきやすくなっていた。そして、内山さんが南野先生をうならせるほど、知識と理解力があるため、二人の会話によりスムーズに読み進められるようになっている。とはいえ、難しいところや内山さんがわからないところは正直に分からないと言ってくれて南野先生がさらに解説してくれるので分かりやすかった。
 また、憲法の沿革を学ぶところでは世界史(ボストン茶会事件)、日本史(十七条の憲法)と中学、高校で学んだ知識が少し絡んでおり、これらの知識とヘイトスピーチや集団的自衛権などの時事的な話が有機的に結びついていたりして、知的好奇心を高めてくれる。
 個人的に興味深かったのはルーズベルトと二重の基準論のくだりでした。普段、何気なく二重の基準論を論証で使っているが、まさかアメリカの大統領が絡んでいたとは・・・。

第三 まとめ
 中学生では少し難しいかもしれないが、高校生、法学部生、法学部生でない大学生、社会人の方など、本書は分かりやすく書かれているため幅広い人におすすめできる。今、現実に憲法が問題となる場面が出てきているが、憲法は自分に関係ないと関心を持たなかった人もいるかもしれません。そこで、この本を読み、これからの政治や憲法の在り方について考えてみるのもいいと思います。
 憲法を(一応)一通り学んだ法学部生でも、知らないことが書いてあって新たな発見がある本でした。自分は南野先生の質問まで読んで、内山さんの答えを見る前に少しだけ自分で考えて、答えを考えるなど、一緒に授業を受けているような感覚で読んでいました(内山さんの方が正確に答えられていて悔しい思いをすることも)。今までAKBについてあまり関心がなかったですが、内山さんの今後の活躍に期待したいと思います。では、駄文でしたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。

追記: 南野先生がイケメンでした。
伊藤たける先生もレビューしているようです。司法試験や予備試験の短答・論文の対策にもなるみたいですね。

posted by mizu at 01:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/404401068

この記事へのトラックバック